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Kohei Shiotsuki

塩月 公平 | フォトグラファー

エスクリウエディングの魅力は何ですか?

“アットホームな雰囲気”です。結婚式は当日の話が持ち上がりやすいですが、新郎新婦様にとっては事前の準備も思い出となる時間です。その事前準備では、プランナー以外にもたくさんのスタッフが直接お打ち合わせをさせていただきますが、このお打ち合わせをどれだけ楽しく進めていただけるかも非常に重要だと感じています。プランナー含め他のスタッフも皆、新郎新婦様と昔からのお知り合いだったかのように会話を弾ませている様子を見ると、この瞬間をも記録に残したいと思わず思ってしまいますし、「どんな一日になるんだろう」と結婚式当日が待ちきれなくなります。おふたりに「打ち合わせに早く行きたい!」「スタッフに会いたい!」と思っていただけるような、居心地の良い場所になれているのであれば嬉しいです。

スタッフ間で新郎新婦様にどんなご提案ができるのかをキラキラした眼差しで話をしているところも、良いところだと思います。私はカメラマンという立場で、他セクションから共有される新郎新婦様の想いやこだわりを把握し、空間デザインと照らし合わせながら、どこでどんな表情をおさめたらおふたりに喜んでいただけるのかを常に考えています。そんな想いが新郎新婦様に伝わることで、結婚式当日におふたりの新たな表情を引き出せるのではないかと感じています。

チームで創る結婚式の素晴らしさとは?

“新郎新婦様の魅力を引き出せること”です。結婚式当日は、お支度の後に写真撮影をされる方が多くいらっしゃいます。大勢のスタッフとカメラ機材に囲まれ、写真を撮られるご経験はなかなかないと思います。その分緊張されることと思いますが、事前にプランナーや他セクションのスタッフが伺っているおふたりのご趣味や共通点など、写真をおさめさせていただきながら会話が弾むことで、普段の柔らかい、おふたりらしい表情を引き出すことができます。また、スタッフ間の連携があることで、おふたりのこだわっていただいたポイントもしっかりおさめることができます。写真は後日撮り直しをすることはできません。だからこそ、この日の一瞬一瞬を、おふたりの自然な表情をどうしたら引き出せるかに、カメラマン以外のスタッフも力を貸してくれます。

新郎新婦様に信頼してお任せいただくことが大前提ですが、時に丁寧な言葉遣いがおふたりの表情を固くしてしまう場面もあります。一日の進行やその場面での緊張感など、おふたりの感情に寄り添いながら、おふたりの心がほぐれるように言葉を紡ぐことを大切にしています。限られた時間の中ですが、たくさんお話をさせていただきながら、おふたりとゲストの皆様のさまざまな表情をおさめさせていただきたいと思います。

塩月さんにとって結婚式とは?

“新郎新婦様の新たな一面を引き出せる場”です。結婚式当日、お披楽喜の後におふたりが口をそろえて仰ることは、「一日が一瞬だった。ワープしたようだ。」というご感想です。その瞬間瞬間に何を感じて、どういう表情でお過ごしになっているのかをご自身で認識できないくらい、濃密な時間をお過ごしいただいている証拠です。だからこそ、私たちカメラマンは、おふたりの感情や表情を記録に残すために、一瞬一瞬を狙って撮影します。結婚式ならではのスチール写真はもちろんですが、ゲストに囲まれながら笑っている時間など、大切な方々との自然な表情はプライスレスです。また、おふたりが当日に見れないような、ゲストの方の表情も後日おふたりにお届けできるよう、会場内のあらゆる笑顔と感動をおさめます。

「こんな感じで私たち笑っていたんだ」「お母さん、こんな表情をしていたんだ。こういう写真も撮ってくれて、ありがとう。」と、後日ご感想をいただくことがあります。目指しているのは、10年後や20年後、もっと先の未来も含め、新郎新婦様やおふたりの大切な方がこの日の写真や映像を眺めながら、想いを伝えあえる時間を築いていただけることです。この日を振り返った時に写真や映像が会話を弾ませる、そんな場を創っていただけるよう願いも込めながら、一瞬一瞬をおさめています。

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